2017年1月15日日曜日

サントリー・サンゴリアス4季ぶりのトップリーグ制覇

 勝てば文句なしの全勝優勝となるサントリー・サンゴリアスと日本選手権への出場切符も逃してしまっている神戸製鋼コベルコスティーラーズ。おのずと最終戦のモチベーションには大きな差が出来てしまいそうな試合でした。しかし、試合開始当初から両チームともエンジン全開の激しい激闘が。神戸製鋼としてもホーム最終戦への意気込みは大きかったのでしょう。神戸製鋼のブレイクダウンへのプレッシャーは強烈でサントリーもなかなかいい球出しが出来ません。ロースコアリングゲームの展開は「ミスが出たほうが負け」そんな感じの前半でした。
 後半に入って、フォワード戦で有利に立っていたサントリーがジリジリと神戸製鋼を押し込んでいきます。ブレイクダウンでボールは確保できるものの、どうしても人数を掛けなくてはならなくっていったように見えました。終わってみれば、危なげない展開でサントリーが27-15で神戸製鋼を振り切り全勝優勝をを決めてみせました。
 昨シーズンは9位に終わったサントリーがワンシーズンでここまで復調できた理由は第一義的にはフォワードの安定した強さだと思いますが、ディシプリンがしっかりしていたこととゲームごとに選手が展開にアジャストできたことが結果的には大きかったような気がします。
 さて、日本国内のラグビーシーズンもそろそろ大詰め。日本選手権も含めたサントリーの「パーフェクトシーズン」がなるか注目です。

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